情報サービス業

健康優良企業(銀の認定)として認定されたIT企業

本社/千代田区
従業員規模/50〜100人
奨学金返還助成額(うち企業負担額)/年50万円(年25万円)×3年
専用枠(登録者を採用できる人数)/1年度あたり3名

就活生から登録企業であることを
評価していただけることもあります。

本事業へ登録したきっかけについて、教えてください

チラシをみて本事業を知り、令和4年度から登録しています。奨学金の貸与を受けている学生が増えている印象があるので、少しでも返還支援があれば、入社してよかったと思ってもらえる理由の一つになると考えました。

本事業をどのように活用されていますか

弊社では成果報酬型の新卒紹介サービスを利用していますが、そのエージェント経由の参加者には、会社説明会時にスライドを使って、この事業の登録企業であることをPRしています。この事業について知らない学生が意外と多く、登録企業ということで、改めて当社を評価していただけることもあります。参加者の反応から推測すると、2~3人に1人は奨学金を利用している印象です。

イメージ

研修・教育面でなにか工夫されていることなどはありますか

IT企業というと、理系のイメージがあるかもしれませんが、情報処理以外の理系は、文系と変わらないです。弊社では文理問わずに採用し、基本的に全員、4月入社後約4カ月は、Javaの研修を受講してもらいます。研修終了後はOJT形式で9月まで、先輩社員の所属先で基本的な知識を学んでもらいます。10月以降は、引き続き先輩の指導を受けながら、自力で頑張ってほしいと伝えています。また、年3回の上司の定期面談とは別に、入社1~2年目の社員には、違う現場の入社年次が近い先輩をメンターに指名し、グループでの懇親会を2カ月に1回程度開催して、悩みなどを気軽に聞ける場を設けています。

登録を検討している大学生等の皆様へメッセージをお願いします

この事業を利用すれば、親御さんも助かるでしょうし、ご本人が返還する場合でも奨学金の返還期間が短縮されるのは有難いことなのではないかと思います。利用するに越したことはありません。

登録を検討している企業の皆様へアドバイスをお願いします

新入社員の奨学金返還について東京都からも同額負担してもらい、東京しごと財団から代理返還手続をしてもらえるという制度なので、弊社のような中小企業であれば、この事業への登録を検討するとよいと思います。

(注)奨学金返還助成額[うち企業負担額]
次の①~③のうち、企業が登録申込時に希望する額を選択します。
本事業では、企業の負担額と同額を東京都が負担し、東京しごと財団が奨学金貸与団体へ代理返還制度を活用した繰上返還により助成金を支出します。
①年10万円[年5万円]×3年、②年24万円[年12万円]×3年、③年50万円[年25万円]×3年

専用枠(登録者を採用できる人数):登録企業が行う事業専用の若手技術者求人募集のことで、奨学金返還支援対象とする採用の人数をあらかじめ明示する必要があります。1年度当たり1社につき3名が上限です。